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ロッテ 田中英祐投手が京大初の1軍先発か。2軍で防御率0.00。

公開日: : 最終更新日:2015/04/29 野球

今日は、東京六大学野球の開幕ゲーム。

東大野球部が、はたして連敗を

止められるかが見所ですね。

現在86連敗でワースト記録を

更新しているわけですが、

昨年あたりからは、

話題を京大の田中英祐投手

奪われている印象があります。

最後に東大の勝ち投手となった

鈴木翔太投手は

斎藤佑樹投手に投げ勝っていて

JR東日本に進んだんですが、

全く報じられませんね。

京大出身初のプロ野球選手として

話題を集めた田中英祐投手は、

残念ながら、開幕1軍は果たせず、

その後は目立ったニュースは

なかったのですが、

ここにきて、

1軍での今季初先発の可能性が

高くなってきたようです。

次回のイースタンリーグでの

登板(4月14日が濃厚)の

結果次第では、

4月22日のオリックス戦で

1軍での公式さん初登板が

見られるかもしれません。

⇒4/29 一軍初先発は初回4失点

相手は、絶不調のオリックス

となると、

初先発初勝利の可能性も

少しは高くなるでしょうか。

卒業決定後の

オープン戦の時は、

すごく悪いわけではないが、

結果を残せず、2軍行き。

しかし、

ここで1軍登板が間近と

言われるからには、

2軍でそれなりの結果を

残している

ということなのでしょう。

ここまでの田中投手の成績は

次のとおりとなっています。

—————

登板   2

勝利   2

敗北   0

打者  49

投球回 14

四球   3

三振   9

自責点  0

—————

1試合あたり、

7回ずつの登板となっていて、

自責点がなく、防御率もゼロ。

フォアボールも多くはないですから

数字だけを見ると

文句のつけようがありません。

2試合の登板結果については、

素晴らしいといえるのですが、

登板内容はどうだったのでしょうか。

(後半へつづく)

 

 

イースタンでの初登板は、

3月30日の対DeNA戦です。

相手投手は、ハマの番町こと

三浦大輔投手です。

7回を投げて83球なので、

球数はまずまずと言っていいでしょう。

2安打無失点で6奪三振。

フォアボールは1個という内容です。

ストレートの球速は最速で147キロ。

ストレートは低めに決まっていた

のですが、

スライダーやフォークなどの変化球は

抜ける場合や高目に外れることもあり、

コントロールされていないケースが

多いという内容でした。

しかし、初登板で

実績十分の三浦投手と投げ合い、

味方の得点は2点という中で

勝ち投手になったことは、

評価に値すると考えます。

2度目のイースタンでの登板は、

4月7日の対西武戦。

相手投手は、小石博孝投手。

2011年のドラ2左腕です。

大分県の鶴崎工業から、

立正大学に進学。

大学でも立正大学のエースとして

明治神宮大会の初優勝に大きく

貢献しています。

が、大学からプロに行かず、

NTT東日本を経てのプロ入り。

この試合、前回と同様に、

田中投手は2点のリードをもらって

7回103球を投げきりました。

球数は初登板よりは多いですが、

極端に多いとまでは言えません。

6安打無失点で3奪三振。

フォアボールは2個という内容です。

前回より被安打も多いし、

奪三振は少なく、球数が多い

という内容になっています。

本人もコメントされていましたが、

前回登板の方がよかったようですね。

ただ、悪いなりに抑えられていて

かつ、

大量援護があったわけではないので、

ある程度は使えるという評価に

なりつつあるのでしょう。

ここで、イースタンリーグの

投手成績を見てみると、

田中投手の成績はピカイチで

あることがよくわかります。

———-

▼4月10日(金)現在の成績

防御率

1.田中英祐 ロッテ 0.00

2.田口麗斗 巨人  0.44

3.新垣 渚 ヤクルト0.56

4.宮國椋丞 巨人  1.23

5.森 雄大 楽天  1.29

6.誠    西武  1.50

7.高橋尚成 DeNA 1.89

8.高橋光成 西武  2.25

9.須田幸太 DeNA  2.84

10.八木亮祐 ヤクルト3.00

勝利数

(2勝が全部で10人)

1.田中英祐  ロッテ

1.田口麗斗  巨人

1.公文克彦  巨人

1.小野 郁  楽天

1.福倉健太郎 西武

1.誠     西武

1.須田幸太  DeNA

1.平良拳太郎 巨人

1.高梨裕稔 日ハム

1.山本哲哉  ヤクルト

勝率

1.田中英祐 ロッテ 1.000

1.田口麗斗 巨人  1.000

1.宮國椋丞 巨人  1.000

1.森 雄大 楽天  1.000

1.高橋光成 西武  1.000

1.八木亮祐 ヤクルト1.000

1.高梨裕稔 日ハム 1.000

8.誠    西武   .667

8.須田幸太 DeNA .667

10.高橋尚成 DeNA .500

10.菊池保則 楽天 .500

奪三振

1.誠    西武  27

2.高梨裕稔 日ハム 23

2.佐藤 勇 西武  23

4.高橋光成 西武  18

5.森 雄大 楽天  17

6.八木亮祐 ヤクルト15

7.田口麗斗 巨人  14

7.高橋尚成 DeNA  14

9.新垣 渚 ヤクルト13

9.南 昌輝 ロッテ 13

9.菊池保則 楽天  13

9.ロマン  ヤクルト13

———-

当番数がまだ少ないですし、

ファームの成績ではあるのですが、

田中投手は、現時点で

イースタンでナンバーワンの

結果を残しています。

今日、1軍で初先発している

巨人の田口麗斗投手と並んで、

上位2選手という感じでしょうか。

次回の田中英祐投手の登板は、

4月14日(火)で

対戦相手は1戦目と同じDeNA。

場所は

横須賀スタジアム

(通称ベイスターズ球場)です。

休みを取って観に行こうか・・・

迷っています。

 

話は変わりますが、

イースタンの成績を見ていて

気になったのは、

「誠」です。


2勝をあげていて、防御率1.50

勝率が.667なので、負けは1つ。

奪三振27ですから

1試合あたり、9個の奪三振。

気になりますよね。

この選手、本名は相内誠。

千葉国際高校から

2012年にドラフト2位で入団。

しかし、ドラフト直後に、

東京湾アクアラインで

無免許運転+スピードオーバーで

捕まってしまい

話題になった選手です。

当時は、結構たたかれていましたよね。

入団会見も欠席して、

入団が白紙になったような報道も

されていました。

しかし、翌年、3月には

正式に入団が発表されています。

相内選手だけではなく、

西武球団も結構な非難をあびて

いたと思うのですが、

その非難を超えるような

将来性のある選手なのだろうと

思っていました。

ところが、2014年1月には、

未成年での飲酒・喫煙が

発覚してしまいます。

そのため、

対外試合出場停止が6カ月

という処分を受けていました。

その後、

イースタンで結果を残して

1軍での登板も果たしています。

今年こそは、

球団の期待に応えて

結果を残してほしいですが、

素行は改善されたのかなぁ・・・

(おわり)

 

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