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早稲田実 東海大甲府下しベスト8 清宮2ラン含む5打点 上條投手大活躍

公開日: : 野球

早稲田実 清宮が甲子園発HR 松本・上條のリレーで快勝

第97回全国高校野球選手権大会の第10日第1試合は早稲田実業と東海大甲府の試合です。両チームの監督さんは、5点以上の勝負になるとおっしゃっていたようですが、その通りの試合になりました。見ている側としては、得点の入る試合は面白いですが、ところどころにエラーに準ずるプレイもありました。

注目の早稲田実・清宮幸太郎選手は、5打数3安打。3回には2ランホームラン、6回には2アウト満塁から走者一掃の3点タイムリー2ベース、8回には先頭バッターで痛烈な2ベースヒットと大活躍でした。スコアは次のとおりです。

学校 安打 失策
早稲田実 16
東海大甲府 10

5回の裏、早実5-1でリードして迎えた東海大甲府の攻撃で1番・高部選手の痛烈なセカンドへのゴロを早実のセカンド富田選手がよく抑えます。しかし、その後、富田選手の後逸で東海大甲府は2点を返します。エラーは仕方ないとして、その前の2番・福武選手のヒットの時にバッターランナーに2塁を奪われた守備が気になりました。もしかしたら、東海大甲府が逆転するかもと思わせる攻撃だったんですが、その後6回の表に清宮選手の3点タイムリー2塁打が飛び出し、嫌な流れを断ち切ったのが大きかったかな。

それともひとつのポイントは、早稲田実の継投。7回裏から早実はピッチャーを背番号1の加藤から、背番号10の上條に交代します。ここで上條は簡単に6球でスリーアウトを奪ったので、この時点で決まりかなと思いました。
7~9回の打率が4割を超えていて1~3回、4~6回の打率よりも高い東海大甲府を抑えるための継投がはまりました。たられば、の話ですが、早実の投手が先発の加藤投手であれば、打たれていた可能性が高かったと思います。加藤投手は、東海大甲府からとらえられていたと思います。上條投手は、8回裏の東海大甲府の攻撃も3者凡退に抑えて、早実の勝利をゆるぎないものにしました。また、上條投手が9回表も送りバントが絶妙のヒットになるなど、清宮選手ほど目立たないものの、大活躍。左投手で吠えるところなんかは、ダイヤのAの沢村栄純を意識しているのかなと思わされました。

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