予備校の勢力図・変遷とプロレス団体の勢力図・変遷って、似てるかも・・・

先日、予備校の勢力図ということで、

ちょっと代ゼミ寄りな、代ゼミ頑張れ的な

お話をしたところです。

予備校の勢力図と似ているなぁと

思ったのが、

プロレス業界の勢力図です。

今は昔の話になってしまいますが、

ひと昔前までは

全日本プロレスと新日本プロレスの

いわゆるメジャー二大団体が

絶対的な地位を確立していた。

旧ＵＷＦ等々の

一時的に人気を博した団体はあったけど、

プロレスといえば、

この２つの団体以外は考えられなかった。

まぁ、そこまで絶対的な二大団体すら、

テレビ放映は深夜枠だったし、

アメリカのプロレス団体に比べれば、

興行収入もだいぶ下みたいなんだけど、

それでも国内では強かったものだ。

しかも、この二大団体は垣根が高くて、

両団体の選手が試合するなんてことは

全く考えられなかったし、

二大団体が、それ以外の団体の選手と

試合することも全く考えられなかった。

まぁ、昔のセリーグとパリーグみたいな

もんですかね。

その昔は、オールスターゲームや

日本シリーズでしか実現しないような

夢の対決というのがありましたよ。

そんなプロレス界の常識が

根底から覆ったのは、

新日本プロレスとＵＷＦインターナショナル

の全面戦争である。

ええと、1994年あたりだったかな。

あとは、新日本プロレスの

スーパーＪカップも団体の垣根を越えた

ものだったと記憶している。

しかし、この段階でも

二大メジャー団体は絶対的で

多少他団体との試合が実現した程度。

その後はプロレス自体が格闘技に押され

苦しい事情もあったからなのか、

少しずつ垣根が取り払われてくる。

その辺から、自分はあまりプロレスを

見なくなってしまった。

（後半へつづく）

その後は、馬場さんが亡くなってから、

全日本が分裂し、ほとんどの選手が

新団体であるノアへ移籍。

新日本・ノア　がメジャー団体で

全日本　が準メジャー団体みたいな

構図になってくる。

んで、

ノアの社長であった三沢選手が

試合中に亡くなられて、

それをきっかけにノアも衰退する。

そうなっているうちに、

団体の垣根がどんどんなくなって、

全日本・新日本・ノアの選手は

なんだか色々と入り乱れている感じで

その選手がどこの団体に所属しているのか

昔のプロレスファンからすると

よくわからない状態になっている。

どの団体も

金銭的な台所事情は苦しい中、

新日本プロレスだけは

ブシロードの子会社になって以降、

一人勝ち的な状況になっていく。

全日本とノアの影が薄くなる中、

ＤＤＴという団体が

急速に力を伸ばしていて

収入からすると

新日本の次席になったらしい。

最近のプロレスのことはよくわからないが、

その筋の人から聞いたので確かだろう。

そう考えると、

ＤＤＴは予備校でいうと

東進ハイスクールになるのだろうか。

ここ最近、

ノアのベルトが全部流失したと

大騒ぎになっているようだけど

（なってませんか？）

これが代ゼミかな。

ん、でも全日本も代ゼミっぽい感じがする。

ところで、ノアのベルトは、

鈴木みのるの一派に

全部取られたみたいですけど、

鈴木みのるはもともと新日本の選手で

従来のプロレスと決別したのに

また新日本に帰ってきて、

今度はノアを荒らしていると聞くと、

ホントによくわからん。

駿台⇒代ゼミ⇒東進と移籍した

英語の今井先生みたいなもんだろうか。

衝撃的な移籍でいうと

代ゼミ⇒河合塾の

英語の古藤晃先生や

金ピカ先生（佐藤忠志先生）あたりかな。

とりとめのない話になりましたが、

要は、絶対的な地位を獲得していても、

それを50年100年継続するのは、

難しいということになるのでしょうか。

（おわり）