愛知 尾張地方の県立高校元校長 退職金返納理由は生徒との交際

尾張か三河が重要なのか

少々前ですが、愛知県の尾張地方の県立高校を既に退職した元校長先生の男性６１歳が、教え子の女子生徒との交際と大人の関係だったことを認めて、退職金二千数百万円を自主返納するというニュースがありました。
これを聞いて、「尾張地方」と書いてあることに少し笑ってしまいました。この記事は、三河地方の人が書いたのかなと。
私は愛知県に数回しか行ったことがありませんが、名古屋市から離れたところに用事がありました。そこで気づいたのは、尾張か三河かという区別が今でも重要と考えている人が多いということでした。お互いに方言が分からないということも、よくあるそうです。
半分はネタ的なこともあるでしょうが、現在の愛知県知事である大村秀章氏（碧南市出身）と前県知事の河村たかし氏（名古屋市）が相いれないのも、出身地のせいだとか言われることもあります。
それはさておき・・・。
ここ最近は、 以下のとおりで、教育者の不祥事が多いようです。しかも早稲田出身者ばかりということは以前もお話しました。今回の校長先生は、名前は出ていないようですね。早稲田出身かどうか、興味あります。

• 鹿島学園理事長・早慶外語ゼミ創設者の余湖三千雄氏が逮捕。また教育者。また早稲田。
• 京大准教授の水戸義忠容疑者、早稲田出身で意外な共通点
• 盗撮で摂南大教授（太田義器氏）も逮捕。しかも、早稲田政経出身・・・
• 苦労して福井大学准教授になったろうに、逮捕されては・・・

退職金返納が妥当なのか

ニュース自体に関する感想は、少々気の毒だなというのが率直なものでした。
そもそも、女子学生との関係があったのは１０年以上前の話です。だからといって、交際がいいというつもりはありません。校長先生（当時、ヒラの教諭らしい）は結婚されていたそうですから、それを考慮しても許されることではないです。ただ、女子学生が卒業後も交際は続いていたことから、無理やりの関係ではないでしょう。相手が未成年であることを除けば、どこの職場でも、多かれ少なかれあるようなことだと思います。実際私は、高校の先生と女子学生が在学中から付き合っていて、結婚した事例を直接知っています。しかも、当時既婚の先生は別れて結婚です。それ以上は言うまい・・・。

この交際のお話、校長先生に昇進する時に問題になったが、当時は処分せず、この段階で処分というのはおかしいと思う。教頭から校長に昇進した2011年春には、教師は事実関係を認めたが、生徒側の確認がとれないということで処分しなかったんだそうです。そこで正式な処分をせず、校長を辞めてからこういう形になるのは第三者的に納得いかない部分があります。仮に、交際が悪いことだったとしても、組織としての対応はよくないんじゃないですかね。ここで退職金を返納させるのなら、校長に昇進させなければよかったんじゃあないでしょうか。校長昇進当時は生徒側の確認が取れないというのはいいわけ、今になって、事後法を適用して処分しているように感じるのは私だけでしょうか。

事後法で遡及して処分された経験あります！

退職届を出したい新入社員さん、先輩退職者がアドバイスします。でお話したとおり、私は一度会社を退職した経験があります。退職を決める決定打となったのは、私の行動を事後法で処分され、その他にも色々とあらさがしをされ始めたことでした。いやあ、怖かったです。職場全体がスパイに見えて、大変でした。あらさがしはまだいいとしても、就業規則を変えて遡及して処分をするのは、ちょっとご勘弁という感じでした。